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February 29 J-POP 天才ソウル・シンガー 清水翔太
漢詩(3) 曲江詩 杜甫(「人生七十古来稀なり」の由来で有名な詩)通釈
日本では、七十歳のことを古稀と言いますが、盛唐の詩人
杜甫の「人生七十古来稀なり」の詩句に由来します。
杜甫って飲兵衛だったんだなぁと親近感が沸いてしまいます。
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この頃、朝廷から帰れば春服を質入し、そのお金で毎日のように曲江
のほとりで酒に酔い痴れるという生活の繰り返し。
おかげで酒代の借りなどは珍しくもなく、到る処にたまっているが、
どうせ人生は七十まで長生きする者は稀なくらいだ。
だが眼前に目をやれば、あたりの花を縫うようにして
揚羽蝶が花の奥に深々と舞うのが見えるし、
とんぼは尾を点々と水に触れさせながらすいすい飛んでいく。
なんとのどかな春の景色であることよ。
私はこの春景色にことづけていいたい。
私もお前もやがては移ろう流転の身ながら、しばしがほどはお互いに
賞であい、裏切ることはないようにしようではないか。
語釈
「曲江」 : 都長安のなかなる池
「春衣を典す」 : 「典」は質に入れること。
「酒債」 : 酒代の借り
「蛺蝶」 : 揚羽蝶
「蜻蛉」 : とんぼ
「水に点す」 : 尾を点々として水に触れさすこと。
参考文献
February 27 漢詩(2)**楓橋夜泊**(張継 作)通釈
この詩は非常に有名で、中国の高校の漢文の教科書に多く採用されています。
第一句(起句)
「月が傾き、カラスが鳴き、霜が天空に充満している。」
昔の人は、夜の間に霜が天空で充満し、それが朝になると地上に降っている。
つまり、霜は空から降ってくるものだ、という認識がありました。
第2句(承句)
「川岸のカエデといさり火とが眠れない目にチラチラと映る」
第3句(転句)
「蘇州城外の寒山寺」
「姑蘇」というのは、蘇州という町のことです。中国の都市は城壁に囲まれていました。
その城壁の外側を指して、「城外」といいます。
第4句(結句)
「橋の近くに泊め、夜中まで眠られずにいると、寺の鐘の音が聞こえてきた。」
となります。こういう規則知っていると理解し易いですね。 寒山寺の鐘寒山寺に張継の詩の石碑があります。去年の3月に中国江南地方を旅行したとき、 寒山寺のその石碑の前に案内されました。 この石碑の拓本は掛け軸として売っていましたが、拓本をまとめた本を買って来ました。 張継の詩に詠まれた寒山寺の鐘は、唐代に鋳造されたと考えられますが、失われて久しかった。 明代の嘉靖年間に、本寂禅師によって2代目の鐘が鋳造され、鐘楼も建てられましたが、 この鐘も16世紀末葉から17世紀前半にかけて失われてしまいました。 従前より寒山寺では2つの鐘が用いられていました。ともに最後に寒山寺が再建された、 約100年前の清朝末期のものであります。ひとつは1906年に中国で製造された大きい鐘であり、 もうひとつは、同じ頃に日本で鋳造されたものであります。 この鐘には初代内閣総理大臣伊藤博文による以下のような銘文が鋳されています。
「姑蘇寒山寺、歴劫年久、唐時鐘声、空於張継詩中伝耳。嘗聞寺鐘転入我邦、 今失所在、山田寒山捜索尽力、而遂不能得焉。乃将新鋳一鐘齋往懸之」 伊藤博文
決して大きなものではありませんが、音色は清澄であると同時に荘厳さがあり、 余韻が素晴らしいと言われていました。
参考文献:大阪府高等学校国語研究会「新國語研究」四八号(二〇〇四.六)
以上 February 26 中国語雑感(12)*中華料理の名前の考察*
February 24 中国語雑感(11)
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